2016/01/21(金)は代官山 蔦屋の文房具フェア「STATIONERY SALON」内、インクトレード会に行ってきました。
趣味文こと、雑誌「趣味の文具箱」と代官山 蔦屋の共催で、万年筆のインクをトレードしよう!という謎のイベントでした。
とても楽しかったので興奮冷めやらぬ内に取り急ぎ戦利品を報告しようと思います。
インク編
帰ってきて写真撮った。
- セーラー / 「ガラス 」
- セーラー / 「Grotta Azzura」※インク工房
- セーラー / 「Burano」※インク工房
- セーラー / 丸善「世界の万年筆展」限定インク「日本橋 麒麟」
- セーラー / 蔦屋浦和限定「彩湖の深青」
- セーラー / 趣味の文具箱オリジナルインク「文具箱ブルー」
- エルバン / アニバーサリーインク「オーシャン」
- エルバン / アニバーサリーインク ※名前失念
- MANUSCRIPT / 「Red」#右奥の赤いボトルインクと同じもの
- ペリカン / 「エーデルシュタイン アメジスト」
- ダイアミン / 「フロリダブルー」
- カキモリ / 「marine」
圧倒的セーラー率の高さ!!
そして限定インクを放出してくださったインク沼の先輩方、ありがとうございました。一目お目にかかりたいと思っていたインクをお迎えすることができました。でも頂いた量を使い切ったらもう終わりなんだよね。はぁ・・・。
僕はパーカーの「ブラック」「ブルーブラック」「ブルー」と、ウォーターマンの「インスパイアブルー(サウスシーブルー)」、パイロットの色彩雫「紺碧」を持参して行きました。
トレードというシステムの都合上、自分がボトルインクを置いたテーブルを離れづらい状況で、積極的にインクをもらいにはいけませんでいた。なのに集まったしまった12色!!!
「使い切れないから、ただ置いてだけいきたい。」と仰っていた女性が「貰ったインクの小瓶じゃ満足できなくて買い足すだろうから、また瓶が増えちゃう。」と言っていたのが面白かった。
これがインク沼か・・・。
インク以外編
左から、
- 神戸派計画のカタログ
- 神戸派計画 試験用紙「グラフィーロ」
- アシュフォード見本紙「エアラス」
- アシュフォード見本紙「DN ノート用紙(クリーム)」
- アシュフォード見本紙「OKフールス(純白)」
- アシュフォード見本紙「バンクペーパー」
- アシュフォード見本紙「満壽屋クリーム原稿用紙」
神戸派計画は、帰ってきて調べてから知ったのだが、去年有名になった万年筆をきれいにするためだけの紙「SUITO」のメーカーだそう。罫線を微細なドットで印刷することで、万年筆で書いても罫線がインクを弾かないノートなどを見せてもらった。
アシュフォードからは非売品の試験用紙を貰った。非売品なので「見本紙」と勝手につけてみた。一番右の「満壽屋クリーム原稿用紙」は『裏抜けしない書くための紙。』という説明が添えられてたのでゴソッと頂いてしまった。
それぞれの説明書きは以下の通り。
エアラス:紙に空間を作りながら、フワッと載せるような塗工技術により嵩高で緻密な美しさを持つ高級印刷用紙。写真集や図録に最適です。
DN ノート用紙(クリーム):長期保存に適した中性紙。一般紙より平滑度を高く設定したことで滑らかでペンの走りが良いノート用紙です。ペン書きサイズ度を表裏共5級を確保しています。
OKフールス(純白):「OKフールス」の名で親しまれている透かしの入った高級筆記用紙。万年筆での滑らかな書き味、インクの吸収性の良さなど筆記特性に優れています。
バンクペーパー:インクの吸収、発色も良く万年筆との相性も抜群。銀行での帳簿や細字を扱う業務用に漉かれたことが名前の由来になっています。
満壽屋クリーム原稿用紙:万年筆、ボールペン、鉛筆などの筆記特性に優れ表面の平滑度は滑らかで柔らかく、どのようなインクを用いても滲みにくく裏抜けしにくい「書く」ための紙です。
↑アシュフォードの見本紙は、今回のために作ったという専用の什器で展示されていました。テイクフリーでしたが全部というと収拾がつかなくなるので下段のA5サイズだけを5種類頂いてきました。
感想
前例のないイベントということで、イベント準備は大変だったと思いますがとても楽しく交流、インク交換ができました。スピーカーの方の講演も普段聞けない貴重なお話を聞くことができました。
今回のトレード会で頂いたインクは大事に使いたいと思います。
ひとまずつけペンから買わないと・・・!
「イベントレポート編」に続くかもしれない。