いつものように万年筆ネットウォッチをしていると以下のニュースが飛び込んできました。三越伊勢丹とサントリーがコラボ万年筆が発売されるそうです。
センチュリーがベースかな。撫で回しながらビール飲みたい。
【画像】“想いを綴り実らせる”三越伊勢丹とサントリーのコラボで生まれた万年筆『r?colte』|ニフティニュース https://t.co/U6G4JKHnYi— オヌーマ (@saamonumai) 2016年11月20日
※文字化けしてますが「 récolte (レコルト)」という名前だそうです。
リリースによると、雑誌「趣味の文具箱」にも連載を持つフリーアナウンサーの堤信子さんが、パッケージからペンのデザインに至るまでをプロデュースしたこだわりの万年筆とのこと。サントリーのプレミアムモルツとのコラボレーションで、ビール二本とセットの箱入りで発売されるようです。ブログからも思いのほどがうかがえます。
製作はプラチナ万年筆。スリップシール機構や軸の形から、ベースモデルは#3776 センチュリーかと。#3776 センチュリーは僕も1本ブルゴーニュモデルの太字を所有していて、初めて自分で購入した金ペンでもあるのでとても思い入れがあります。
同モデルがベースの限定モデルというと、プラチナ万年筆自ら展開する富士五湖シリーズをはじめとして、文具店限定コラボ、万年筆フェア限定など数多くのモデルが世に出てますが、今回のようにクリップの形までがリデザインされているモデルはかなり珍しく、少なくとも僕の知る限り初めてです。
飲み物をイメージした万年筆というと、同じ#3776 センチュリーの一般モデルであるブルゴーニュもそうなのですが、僕はコーヒーをイメージしたPelikan M200 カフェクリームを思い出しました。今回のモデルはビール。キャップのデザインも麦とのことなので、ビールと同じ同じく麦が原料のウィスキーが好きな僕としては、バーで撫で回しながら一人でシングルモルトを楽しみたいような、素敵なデザインとお見受けします。
発売は11/23で300本限定、新宿伊勢丹かオンラインショップにて発売されるそうです。文房具情報サイトのpen-infoさんによると、11/26(土)に新宿伊勢丹にてトークショーもあるそうなので遊びに行ってみようかな?